僕は年に3回程度、定期的に歯科検診+クリーニングをしてもらいに行っています。
理学療法士として働いていると自然といろんな健康情報に触れる機会があるので、歯って大事だなと思ってるからです。
歯がないと(噛み合わせが悪いと)運動機能が最大限発揮できないんだよ
動的バランス崩れやすくなるし…
まぁ、単純に食べるのが好きなんで80歳になっても自分の歯を20本保って一生好きなもの食べ続けたい!と思っているのもありますが。
少し前から、若いときに治療して銀歯を入れていた奥歯に違和感があったので定期検診で歯科にかかって見てもらいました。すると…
銀歯の金属と歯の境目が虫歯になってるってーーー?
そんな感じで虫歯治療をしないといけなくなりました(泣)
きっとフロスをサボり気味にしていたのが原因でしょう…
今回なんで保険診療(銀歯)ではなく自費診療にしたのか、自費診療の中でなんで金歯を僕は選んだのかについてお話してみようと思います。
保険診療と自費診療の違い
虫歯治療をする際に
銀歯にしますか〜?他の自費のにしますか〜?
歯医者にかかった方なら、皆さん聞かれたことがあると思います。
前歯だと保険診療でも白い樹脂のレジンで補綴(詰め物)をしてもらえたりしますが、奥歯治療の場合は保険診療だと基本銀歯で補綴されます。
自費診療だとセラミックや金歯で補綴しますよね。
自己負担金額が違うのはもちろんですが、耐用年数や歯を削る量とかも違ったりします。
まとめるとこんな感じでしょうか。
保険診療(銀歯) | 自由診療(金歯) | 自由診療(e-max) | |
---|---|---|---|
メリット | •保険診療だから安い •金属だから割れない、欠けない | •自歯に密着しやすいから虫歯が再発しにくい •金は状態が安定している金属なので(錆びないなど)金属アレルギーが起きにくい •金属だから割れない、欠けない •加工がしやすいため、再治療のときに入れていた金歯が再利用できる •要らなくなったら金として売却可能 | •自歯の色に近い •金属を使ってないので、金属アレルギーの心配がない •表面がツルツルしているので歯垢がつきにくい |
デメリット | •金属だから目立ちやすい •経年劣化で自歯と隙間ができやすく虫歯が再発しやすい | •金属だから目立ちやすい •治療金額が高い | •歯ぎしりで割れたり欠けたりすることがある •治療金額がそれなりにする |
平均料金 | 3,000〜4,000円 | 70,000〜120,000円 | 35,000〜70,000円 |
平均耐用年数 | 5〜10年 | 30年前後 | 10〜15年 |
セラミックでは歯を削る範囲が大きくなるというのは僕は今回の歯科医院で初めて知りました。
永久歯(奥歯)は大きさからみても同じ歯は大体3回程度削る治療をするのが限界だそうです。
前にセラミック(e-max)入れた歯科医院では削る範囲が広くなるなんて説明なかったのに〜
もっと詳しく説明してもらわなかった僕が悪いのですが…(泣)
金属補綴よりも大きく削らないといけない理由は
セラミック≒陶器なので金属のように強度を持って薄く伸ばすことができず、金属よりも厚みが必要になるからだからだそうです。
大きく削る≒自分の歯自体が弱りやすいともいえるってことですよね。審美的(見た目)からだと白いセラミックの方が良いって方も多いでしょうから悩みどころですよね…
歯ぎしりがある人はセラミック注意!
僕は以前奥歯にセラミックを入れていたことがありますが、今はありません。それはなぜか?
入れて2ヶ月で割れちゃったよ〜!
まさか割れてしまうなんて思ってなかったので、とてもショック…
良いものだと思って自費診療で高いお金払ったのに…
ちなみに入れたセラミック1本3.5万円。
なんでセラミックが割れてしまったのか、セラミックを入れた歯科医に聞くと
歯ぎしりでしょうね、歯ぎしりしてる人の特徴が出てるから
特徴に気がついてたんならお願いだからセラミック補綴を選ぶ前に、歯ぎしりがあることと割れる可能性があることを教えてよ!
僕はこれを聞くまで自分が歯ぎしりをしているなど知りませんでした…。
下の歯の内側の歯茎(歯の根元)がコブみたいにボコボコしている人は歯ぎしりしてるかも。歯ぎしりの特徴の1つだと言ってましたね。
セラミック≒陶器なので、強い衝撃がかかると欠けたり割れたりしてしまうとも言ってました。
当時治療してもらった歯科医院では再治療保証などがないところで、新しくまたセラミックにするなら新たに3.5万円かかるとのこと。
セラミックを入れたとしてもまた割れてしまう可能性もありましたしこの時は銀歯で補綴しました…、ただたくさん自分の歯を削っただけになったという悲しみ…(泣)
僕と同じように歯ぎしりがある人はセラミック導入を慎重に考えましょう
補綴してそんなに期間が経ってないところでセラミックが割れてしまうかもしれません…
再治療保証がついてる歯科医院だったとしても、欠けたり割れたりしたら通院時間を作らないと行けないし、歯がちゃんと治るまで思うように噛めないストレスもかかりますからねー
金歯って意外と目立たないかも
今回の虫歯治療場所は1番奥歯で、以前セラミックを入れてみた歯の近く。
歯科医院の営業?の方から補綴の治療法説明を受けるまでの時間に僕はこう考えました。
これはセラミックだとまた割れてしまう気がする…、金属の銀歯か金歯のどっちかの2択だなこれは
料金以外で気がかりだったのは、金歯の金ピカ具合が目立ってしまうんじゃないか?ということ。
虫歯治療する予定の歯の隣には、銀歯が入っており、
金、銀で歯が並ぶとすっごい悪目立ちするんじゃないか…?
それが気になったんですよね。ですがこう思い直しました。
気にはなるけど、金歯を入れた事がないからどれだけ悪目立ちするのかわからない…
だったらとりあえず入れてみて、嫌だったら銀歯にして貰えばいいや!
もし金歯を取ることになったとしても売却できるし…。口の中に資産を溜め込んでるようなもんだと思うとなんか気が軽くなりました。
金歯も銀歯もとりあえず金属同士だからセラミックみたいに歯ぎしり問題が起きにくいことも後押しでしたね。
歯科医も僕が色のちぐはぐを気にしている事を分かってくれて、こう言ってくれました。
できるだけ銀歯に近づけた色味になるように調節してみましょう
色味の調節ってできるもんなんですね、どうやるのかわかんないけど…
虫歯を削り型を取った翌週に金歯が完成。
石膏の型にはまってる金歯を見せてもらいましたが、思ったより黄色くない(金ピカじゃない)!
実際に奥歯に取り付けて鏡で確認してみると、奥歯で光が届きにくいからか隣の銀歯と色の差をそこまで感じません。
むむむ、いいじゃん!目立たないしなんかいいじゃん!
金歯のメリットの1つに金が比較的柔らかく伸びやすい金属なので、銀歯のように経年しても自歯と金属との隙間ができにくいっていうのがあります。
噛む力がかかるたびに自歯にピッタリ沿うように伸びてくれて隙間が埋まるらしい。
つまり新たな虫歯ができにくい…!
これは嬉しい〜、ただ歯磨きをおろそかにすると他の所が虫歯になちゃうのでフロスとデンタルタフトをしっかりしないと(汗)
虫歯はもうこれで終わりになるように歯のお手入れ頑張ります!
今回は金歯を入れてみた話をしました。
金歯を入れたときに詰め物により虫歯になりにくい素材・薬剤で行ってもらいました。追加費用無しで!これも自費診療の物を選ばないと選択できなかったそうです。トータルで虫歯になりにくい歯になったかな?
金は劣化しにくい金属でもあるので、耐用年数が長めになるもの僕には合ってたかなと思います。
また虫歯にならないように頑張らないと(汗)
今回の記事は以上です。ありがとうございました!