年々、冬以外の時期は大雨が日本全国で起きていますよね。
しょっちゅう雨雲レーダーで天気を確認していても、ゲリラ豪雨の雨雲は突然できるので予測ができない…
訪問の理学療法士をしていると移動時に気を使う1項目に雨対策がありますよね。僕が働いているエリアは電動自転車で訪問している会社がほとんどです。
近年では社用タブレットや社用スマホを持ち歩いて移動するので、訪問バックの防水対策が必須。
で・す・が!
これまで訪問領域で働いていて、会社支給の訪問バックが防水であるところを僕は見たことがない…
僕も訪問に来て最初の1ヶ月くらいは会社支給の訪問バックを使っていたのですが、雨対策がイマイチだったので自分で防水バックを購入しました。水濡れの不安を考えながら移動するほうが僕はストレスだったんですよねー
会社支給訪問バック事件
会社支給の訪問バック使っているスタッフの雨対策、訪問バックを45Lのゴミ袋に入れてグルグル巻きでが主流なんです..!
会社支給のバックを使っている時は僕も同じ雨対策をしていました。
この対策方法は別に僕の勤め先が特別にしてるってことはなく、他の訪問会社の方を雨天時移動中に見かけてもほとんどの方が同じようにゴミ袋グルグル巻き対策をしているのを見かけます。
少なくとも僕が働いているエリアにある訪問は防水リュックの会社支給はしていないようです(泣)
そんな時ちょっとした事件が起きました。
土砂降りの中、玄関先でゴミ袋から訪問バックを取り出す僕を見た利用者さんに言われたんです。
え!?それカバンなの? 大きいゴミを運んでるのかと思った!
会社、経営大変なの…?
言ってきてくれた利用者さんから見て、恐らく余程みすぼらしく見えてしまったんでしょう。
余計な心配をさせてしまいました(汗)
ゴミ袋グルグル巻き対策の訪問のセラピストは利用者さんを心配させてるかも…!?
んー、みっともないよなぁ… 利用者さんのご家族に見られたり、
将来の利用者さんにみられたらどう思われるんだろう…
実は僕も自分でそう感じていたから余計に申し訳ない…
しかも袋の隙間から雨が入ってこないか毎回気をつけとかないといけないし。んーストレス!
年に1人くらいは袋の隙間から雨の侵入を許してカバンを水濡れさせてしまうスタッフがいるのは内緒の事実ですが。
最近ゲリラ豪雨の勢いがえげつないですからね、ゴミ袋では防御しきれないときがあるのでしょう。何度も同じ袋を使いまわしているのでいつの間にか穴が開いてしまうこともありましたし…
会社としても
・端末の水没リスクがある
・スタッフがみすぼらしく見える
これってあんまり良いことじゃないんじゃない?と思うんですがどうなのでしょう?
僕が防水リュックを導入してから、他のスタッフも数人ですが防水リュックを真似しました。やっぱりストレスだったんでしょうかね?
上層部に会社支給の訪問バックを防水にしてみては?と提案したのですが首を縦に降ってはもらえませんでした(泣)
理由はお高いからです。一般的な訪問バックは3000円〜5000円位で買えますから。
完全防水じゃなくてもワーク◯◯の防水カバンなら買えそうな価格なんだけどなぁ…?
オススメの防水バック
僕の一番のオススメは オルトリーブのヴェロシティ−!
ツヤツヤタイプがこちら。他の色は売り切れているようでした。
ツヤっとした感じが苦手な方にはつや消しタイプもありますよ。僕はこれまで23Lと17Lの物を使ったことがありますが、私物の持ち運びがほとんどないミニマルタイプなら17Lでも十分対応できますよ!
↓つや消しタイプがこちら。残っているのは黒とグレーの2色みたいです。
オルトリーブはドイツのカバンメーカーです。
会社創設者が自転車旅行中に豪雨にあい食料・着替えを全てずぶ濡れにさせてしまい、
「絶対水濡れしないカバンを作る…!!」と思ったのが最初だそう。
防水カバンの中でも
「完全」防水をうたって販売されている数少ないメーカーの1つです。
防水カバンであっても小さい※印の注意書きに”完全防水ではありません”と書いてある事があるので注意しましょう!完全でない防水バックの場合、縫い目から水が染み込んで来ることがあります。
僕みたいにカッパの外に背負うなど、かなりハードに使う予定の人は最初から完全防水リュックを買ってしまったほうがトータルで安上がりですよ。色々探さなくていいし。
オルトリーブ製品の耐水性は凄まじく、10万ミリとされています。僕が訪問時に利用しているカッパ、ワーク◯◯の高耐水性の物で1〜1.5万ミリ表記。本当にすごいです。
なにがなんでも濡らさない!と言う意気込みが溢れまくってる…
僕のオススメのヴェロシティ−はお値段は2万弱ですが、その値段に見合った完全防水性能と機能性を有していますよ!
オルトリーブのヴェロシティ−は
汚れのつきにくい生地と縫い目がないのが特徴で、特殊な溶着方法で加工されていて隙間が全くありません。つまり雨が入る隙間自体が存在しないんです!
台風やゲリラ豪雨の中でも電動自転車を漕いて訪問に向かうのですが、僕はカッパの上にリュックを背負って移動しています。
つまりリュックは嵐ざらしの豪雨ざらし。
7年以上ずーっとそんな感じで使用し続けていますが、
これまで1度もリュックの中に浸水を許したことはありません。
7年もハードにほぼ毎日使って十分元取れてると感じます。
訪問だけじゃなく、自転車やバイク通勤している方にもオススメしたい!
これ以上の完全防水リュックはなかなか出てこないんじゃないかと思います。
完全防水のリュックの良いところの1つでお手入れが簡単なこともあげられます。リュックの外側が黄砂とかで汚れたとしても、シャワーなどで流して拭き上げてしまえば大丈夫。
しかも完全防水のため生地に水がしみることはないので、乾かす手間もなく直後から使えます。衛生面から見てもいいですよ!
防水生地じゃない多くの会社で支給されている訪問バックではこんな使い方はできません。1度洗ったら乾くまで使えなくなってしまいます。
リュックの中はシンプルですが、モバイルPCやタブレットを入れておけるクッション付きのオーガナイザーがついていて端末の液晶割れも心配したことが僕はないです。
リュックの外側の背中が当たるところには、肋骨の形のようにクッション材がついていて汗を逃がすベンチレーション機構+衝撃干渉になっています。
このクッション材がないと真夏は背中が確実に汗びたしでえらいことになるはず…
最近は自転車でもヘルメットが努力義務になっているので、訪問移動時に被っている方もいるんじゃないでしょうか?
オルトリーブのリュックにはヘルメットをつけられるスロットがあるので、転がって落とした(衝撃を受けたヘルメットは安全が担保できないので落としたら基本買い直しが必要です!)訪問中に自転車カゴに置いていたら盗られた、イタズラされたという目にもあいません。
リュックの前後についているメーカーロゴは反射材なので、夕暮れ時などでも車から認識してもらえやすくなります。もっと安全性を高めたいって方は、ヘルメットスロットに100均で変えるリアライトをつけとくと良いですよ!ドライバーの目線の高さにリアライトが来るので結構目立つみたいです。
サイズは17L、23Lなどいくつかありますが、一番小さい17Lでも股関節用の角度計がすっぽり入る大きさです。17Lでバイタルセットなど訪問に必要な道具一式は十分収めることができますよ。
ショルダーストラップにクッションが効いているので、多少重さが出てしまっても肩が痛いってことは5年以上使用していても経験してないです。
カッパの外に背負いたい人は最初からオルトリーブを購入して!
僕はカッパの外でリュックをどうしても背負いたくて、探しまくってオルトリーブにたどり着きました。
カッパ問題と、スマホなど小物の取り出しやすさがネックでどうしてもカッパの外に背負いたかったので完全防水が必須条件だったんです
最近はセパレート式のカッパでもバックインできるカッパも出てきていますが、数年前まではポンチョ式でしかバックインできるカッパはありませんでした。
ポンチョ式は、どうしても足が濡れやすい、フードがあって側方・後方の音と視界が阻害されやすい、というのが気になって苦手なんですよね…
止水ファスナーやターポリン素材の1万円しないリュックを使ってみたこともあったのですが、ゲリラ豪雨のときに内部に浸水してしまいました(泣)
カッパの下に背負うのなら大丈夫なのかもしれませんが…
僕は社用スマホやフラグメントケースといった使いたい時にすぐ取り出したい小物を、リュックのショルダーストラップにつけた防水ポーチの中に入れています。
そのためリュックの上にカッパを着てしまうと、移動中スマホが鳴ったりしたときにすぐに取り出せないのが苦痛でした。カッパのチャックの開け閉めさえめんどくさい…(汗)
ポンチョ式カッパでもいいよ、小物の取り出しが苦痛じゃないよって方はバックインできるカッパ+完全じゃない防水リュックでも大丈夫かなって思います。
ただ僕みたいに
どーしてもカッパの外に背負いたいんだよーーーー!!
という方は、最初からオルトリーブにしておきましょう。
訪問業務で7年以上1つのヴェロシティ−を使い続けた実感として、確実に元取れてる感があります!
あれこれ考える時間ももったいないですし、他のを買って試して水濡れさせ、別のをまた試したりしたらお金ももったいないですよ。
どうせ買うなら絶対に水濡れしないカバンにしたほうが目的達成の最短ルートです。
今回の記事は以上です。ありがとうございました!